広島県のお客様のもとへお墓の話に行ってきました

先日、お客様からお電話を頂戴しました。

東京にお住いの方で実家が広島県にあり、そちらにお墓を建てたいというご希望でした。

お電話であらかたの内容をお聞きしましたが、実際に広島に行って墓地を見ながらお話をさせて頂いた方が話が早いと思い、翌日広島に向かうことになりました。

 

私(社長)と本多店長の二人で広島に行く事にしました。

会社のある島根県安来市から高速に乗り、松江から広島県三次市を結ぶ松江自動車道を使い2時間強で目的地の府中市に着きました。田んぼが広がるのどかな風景を見ながら進むと、そこには趣のある寺院がありました。立派な山門の両脇には大きな観音像が建っていて私たちを迎えてくれました。お寺の横に広い墓地があり大方この墓地のどこかなのだろうと思い待ち合わせの時間まで墓地を探していました。

 

今日はどこかの法要があるらしく、黒い礼服を着た人たちが次々にお寺の中に入っていきます。

駐車場でしばらく待っていると、お客様がお見えになりました。挨拶を交わした後、早速墓地へ案内していただきました。案内していただいた道を写真で撮りながら墓地まで行くと、広い墓地には夫婦墓が一基建っていました。その隣に夫婦墓を建てたいというご要望でした。

 

ホームページより既に気に入ったお墓を選んでいただいていたので、そのお墓について詳しく説明をさせて頂きました。実際に使う石の見本を見ていただき「これならいいわね。綺麗な石だわ」ととても気に入っていただきました。ホームページに表示されているお墓をプリントしたものを見ながら「このお墓の大きさですとこのくらいになります」といって、墓地にその大きさを地面に書いて、「今、建ってるお墓とこのくらい離した方がよさそうですが、どうでしょうか?」「そのくらい離れてる方がいいかもしれませんね」と実際に距離を測りながらお墓の位置を決めていきました。

 

「お墓に彫る文字はどんなふうにしましょうか?」と戒名などのお墓に彫る文字を書きだしていただき、文字の中に黒い色を入れるかどうか、どのくらいの大きさで彫るのか、家紋はどこに入るのかなど詳しくお話を詰めていきます。

色々な事をお話しさせていただき、うちで工事をさせて頂くことを決めていただきました。

 

帰り道、もう一度、道や墓地の様子などを写真と動画で撮影しながら駐車場まで戻り、今後の予定などをお話しさせていただきました。

 

 

どうしてもお客様にお聞きしたいことがあったのでお尋ねしてみました。

「地元広島にも石屋さんはあったでしょうに、どうしてうちだったんでしょうか?」と問いかけると「息子がインターネットで本多さんを見つけて、ここがいいんじゃないかっていうので、今日来ていただいたんです。実際にお会いして本当に良かったです。やっぱり会ってお話しして安心しました。よろしくお願いします。」と言っていただきました。

 

息子さんとご家族が離れて暮らしていらっしゃるので、なかなかお墓の話をすることもできない状況でした。実際に息子さんは明日東京に帰られるという事で、今日中にお墓の話をして決めたかったという事で、素早い対応をしたことで喜んでいただきました。「息子が遠くにいるので何回も行ったり来たり出来ないので、どうしようかと思っていましたけど、本当によかったです」と言っていただけて私たちも大変うれしい想いをしました。

 

四十九日の法要までにお墓を建てたいという事で、早くしないと間に合わなかったのです。この日お話しさせていただいたので、法要までに間に合わせることをお約束して、お客様をお見送りしました。

後日、契約書とお墓に彫る文字を書いたものを郵送し、確認していただくことをお願いしておきました。

 

お客様をお見送りした後、最後にご住職の元へ行きお墓の工事で寺院に入らせていただくご挨拶に伺いました。何か規則とか注意事項があれば事前にお聞きしておかないと大変なことになるのでご住職にお会いするのはとても重要な事なのです。それに普段出入りしている地元の業者ではないので挨拶もきちんとしておかないと、失礼があってはいけませんからね。まあ、挨拶するのは当たり前の事なんですが・・・。

 

寺院の周囲に何があるのか周囲も確認して帰路につきました。今度トラックで来るときに道を間違えないようにちゃんとチェックしながら帰りました。

 

 

ご家族が離れて暮らしていらっしゃるという今回のケースと似たようなお話は過去にも何回かありました。このような場合、インターネットでお墓を探して決められることが結構あるものなのだと思いました。インターネット通販をやり始めて丸三年たちますが、このような方に喜んでいただけるのは、私共にとっても大変うれしいことでもあります。

一人でも多くのお客様のお役にたてたのかなあ~と思う一日でした。

 

 

 

 

 

本多 修

 

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