そろそろお盆が近づいてきました。お墓詣りをして墓石も綺麗にお掃除しましょう。
墓石も新しいうちはそう汚れが目立つわけでもなく、簡単な水洗いで十分だと思いますが、１０年２０年と経ってくると、こまめにお掃除をされている墓石でも水垢とかついてくるものです。落ち葉の多い所では葉っぱの色素が石にこびりついて変色なんてこともあります。黄砂の時期には墓石も埃やら黄砂やらをいっぱいかぶって大変な時もありますね。
墓石の角にたまる黒ずんだ水垢は、フキンだけでは簡単には落ちません。よく歯ブラシみたいなものでごしごし洗っている方も見かけますが、それでも落ちにくい汚れの一つです。
墓石のクリーニングは、墓石店に頼めばきれいに仕上げてもらえると思います。
自分で頑張って綺麗にする心がけは良いのですが、中には誤った方法でお掃除される方があるので少しアドバイスをしておきましょう。
誤った方法でお掃除されるとお墓が傷ついたり、変色したりしてかえってお墓が傷んでしまう場合がありますから、注意が必要です。
誤ったお掃除方法とは
その1. 家庭用の洗剤を使っての掃除
ご家庭用でご使用されている家庭用洗剤を使っての掃除はご遠慮ください。その洗剤が石の結晶の間に入って取れなくなると変色の原因になります。
その2. ホームセンターなどで販売しているお掃除用具も注意が必要
この時期になると、ホームセンターにはお墓掃除用のグッズがいっぱい棚に並んでいます。いかにも「綺麗になります」みたいな文句が書かれているものもありますが、取扱には注意しましょう。汚れ落としには研磨剤が入っているものがあります。これで石をゴシゴシやると汚れは落ちますが艶も落ちる可能性があります。また、石に細かい傷がいっぱいできることもあります。白い石ではあまり目立たないかもしれませんが、黒っぽい石は細かい筋がいっぱいできて、傷がよく目立つことがあります。こうなったら墓石専門店で磨き直すしか修復の方法はありません。かえって高くついちゃいます。
金属系の掃除用具も同じようなことが言えますのでご注意ください。
このようなもので簡単に墓石が綺麗になるなら私たち墓石店は苦労はしません。
その3. 油がついたもので墓石を掃除しないこと
○○キンなどのように、家具などを拭くと綺麗になってピカピカになるものがあります。あれは、布に油分が含まれているからなんです。ところが石に油がつくと早急に薬剤を使って処理しないと油分を含んだ部分が濡れ色になって落ちなくなる危険があります。私たち墓石店では機械を使って石を加工しますので、機械に油をさして動きをスムーズにすることがあります。その時に石に油がつこうものなら大変！すぐさま薬剤を使って油抜きをします。油分があるもので墓石を拭かないこと！です。
今回はこの辺にしておきましょう。
次回以降はプロの掃除方法・技術、汚れの種類・墓石を守れ！お墓のコーティングなど、墓石の掃除について色々な角度からお話ししたいと思います。
自分で掃除すると長年こびりついた汚れはそう簡単には落ちません。なかなか綺麗にはならないものです。とにかく安心してお墓を綺麗にしたいなら専門店に相談することです。
当店では、お客様が安心して使えるお掃除セットを販売しております。
「お墓お手入れセット」
墓石専門のプロが使う薬剤と用具をひとまとめにして箱に入れました。
プロ用薬剤を小さいボトルに小分けしています。
水垢の黒ずみ落とし・コケ落とし・綺麗にした後に使う汚れ防止剤・水をはじく撥水剤・専用のスポンジやブラシまで入っています。
（写真）
「お墓お手入れセット」のついてのお問い合わせは、今すぐ！
有限会社 本多石材店
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Excelで作ったものが挿入できればOK
