お墓の価格は、簡単に言うと石の種類・使用量・加工費でほぼ決まります。
石の種類によって価格は様々ですが、
世界一高価な庵治石（香川県産）から中国産の格安石材までピンからキリまであります。比較的国産の石は外国産の石に比べて価格は高いです。
お墓に使う石の量で価格が変わる！
お墓の大きさによっても使用量が変わります。
当然ながら
一般的に使用量がければ多いほどそれにつれて価格も上がってきます。
お墓の加工の度合いで価格が変わる！
加工する部分が多いほど価格も高くなります。
加工の難易度によっても価格は変化します。
四角くて機械で切ったり磨いたりすることが
できるものはそんなに加工費はかさみませんが
蓮華などの手の込んだ難しい細工があれば価格は高くなります。
一つ一つ手加工するのでその手間だけでも大変なものです。
要するに手間がかかるものは価格に反映されるということです。
お墓のデザインで価格が変わる！
また、オリジナルなデザインのお墓も一般的に価格は高めになっています。
その石材店で独自に開発設計したものや
専門のデザイナーによるデザイン墓石などはデザイン料も含まれるので
価格は高めになっています。
海外加工は安くできる！
もっと細かく言えば、
その石材店が中国など海外で加工を依頼した場合は、
国内加工よりも価格は安くできます。
これは人件費などが安く抑えられるからです。
但し、海外で加工させるにしても現地に材料がない場合は
どうしても国内加工となりますので、価格は高めになります。
工事の内容で価格が変わる！
工事をする費用として施工費があります。
この施工費も基礎工事・運搬費・据付費などがあります。
お墓を土台からしっかりと守る基礎工事は大切なものなので、
基礎工事の有無、また内容も石材店に確認しておいた方が良いと思います。
（基礎工事など地震対策に関しては後日詳しく書きたいと思います）
お墓の地震対策は重要！
お墓の建て方にも石材店によってかなりの違いがあります。
どれが正しくてどれが正しくないかという線引きはありませんが
近年特に地震対策は石材店では重要課題となっていますので
地震対策をきちんとしている業者かどうかはよく見極めなければいけません。
きちんとした基礎工事をしているのか
耐震用のボンドで接着しているのか
金具などで補強をしっかりしているのかなど
細かくチェックしておきましょう。
それは、
展示場に基礎工事や地震対策の展示がしてあるのかどうか。
過去の施工事例で地震対策模様をしていて
きちんと写真を撮り、お客さまに提示しているのかなど
確認しておくことが重要です。
石材店のホームページなどで色々な課題を確認できるところもありますので
石材店を選ぶ選択肢の一つとして押さえておくのもよいでしょう。
文字彫りの価格は含まれているのか？
その他にお墓の価格の中に文字彫刻が含まれている場合と、
そうでない場合がありますので墓石店で確認された方が良いでしょう。
後から、文字彫りは別だといわれてトラブルにならないためにも確認しておきましょう。
最後に
墓石店を選ぶポイント
① 展示場でもホームページでも価格を明確に表示している墓石店を選ぶこと
墓石店で価格を明確にしていない業者は、
後々トラブルにならないように注意が必要です。
見積書は細かくチェックしておきましょう。
② 工事の内容を確認できる墓石店を選ぶこと
地震対策などしっかりしたところかどうか確認しておきましょう
