日本人はお墓を大切にする民族
日本人の約9割の人が
1年に1回はお墓参りをしてるって
知ってました?
これはとってもすごいことだと思います。
他にこんなことってありますか?
日本人のほとんどが
1年に1度はすることって?
あまりないですよね。
散骨だとか
樹木葬だとか
いかにもそちらが流行ってるかのような報道もありますが
やっぱり
日本人はお墓を建ててお墓参りをする
お墓を大切にしているんですね。
お墓参りの頻度
文部科学省の科研費調査(2011年)によると
中高年者の「お墓」観
と題して
中高年者を対象に「お墓」に対する
イメージおよび死への考え方を問うアンケートが行われました。
一年間でお墓参りに行った回数のアンケートでは
平均2.7回
最頻値1回
男女差はない
細かいアンケートの数字は
ほぼ毎日 0.1%
月に1~2回 0.9%
年に3~4回 10.1%
数年に1回 14.0%
週に1~2回 21.0%
年に5~6回 34.3%
年に1~2回 10.9%
ほとんど行かない 8.4%
という結果になっています。
この結果からして
1年に1回以上お墓参りをする人は
約90%いることになります。
つまり
日本人のほとんどが
年に1回はお墓参りをしている
ということになります。
これって
ものすごいことじゃないですか!!
日本人のお墓に対する思いが
こんなにも強いということです。
年代別にみても
関心が少ないと思われる
20代~34歳までの層でも
約70%の人が
年に1回はお墓参りをしているのです。
しかも
年齢問わず男女の差はないようです。
お墓の必要性について
お墓は必要とする人の割合は 78.2%
ほとんどの人がお墓は必要としています。
男女別では男性は 85.0%
女性は 74.4%
女性よりも男性の方がお墓の必要性を感じているようです。
「入るお墓の決定状況」では
「決まっている」とした人が56.1%います。
男女差は見られませんが
年代別でみると
やはり高齢者になればなるほど
決定率は高くなっています。
この結果は、納得のいく結果です。
高齢になれば
誰でも「死」を考え始め
「死」を意識するようになるでしょう。
そうした時に
「お墓」という存在は欠かせないものになります。
「お墓をそろそろ考えようかな」
「お墓を造っておこうかな」
と思うのは
ごく自然のことだと思います。
続きは
その2 でお話しします。