散骨をしてトラブルに!散骨をして後悔した!

前回の記事の続きとして本日テーマに挙げたのは

散骨をしてトラブルに!
散骨して後悔した!

故人の希望で散骨したものの
その後
親戚から
「なんでそんなことしたんだ!」
「墓を建てないで法事とかどうするんだ!」
などと責められたりしたという。

その後、よくよく考えたら
親戚の言うことももっともだし
なんであんなことしたんだろうと後悔し
やっぱりお墓を建てて拝みたいと
お墓を建てることにした
と聞きました。

故人の希望で散骨したのにもかかわらず
遺族は、後悔したというのです。

故人がどうして散骨したかったのか
残された者にはわかりません。
ましてや私などが想像できることではないことです。

なぜ、お墓はいらない?

もしかしたら
お墓を建てる費用を心配したのでしょうか?
お墓を建てて迷惑をかけたくないと思ったのでしょうか?
そもそもお墓なんかいらない
という考え方だったのでしょうか?

散骨したいという
故人の想いはあったかもしれません。
故人の思ったようにしてあげたいと
故人の想いを尊重したいと思った家族の気持ち
それはとても素晴らしい事です。
美しい心の現れです。
そう思うのも当然のことでしょう。

でも・・・

お墓っていったい誰の為に建てるのでしょうか?

亡くなった人がこんなお墓を建てたいと言っていたから
こんなお墓を建ててください。
というお話は良くあることです。

故人はこんな趣味があったから
その趣味をお墓に込めたいとか

故人の好きだったものや言葉を
お墓に彫りたいということもよくあります。

そういうことを考えると
お墓は故人の為に建てるもの
と思いがちですが
本当に亡くなった人の為のお墓なのでしょうか?

それもあるでしょう。

でも
このようなお話を聞いたり
何十年もお墓を造ってきた
私の考えは少し違います。

残された家族が、
故人のことを想いお墓を建てる。
そして
お墓を訪れて
故人や先祖のことを想い
心を癒す場。
という考えをしています。

つまり生きている人のために
お墓はあるのだと考えています。

お墓は幸せな気持ちになれる場所

亡くなった人も
お墓参りする人も
お墓をとおして
心をかよわせ
幸せな気持ちになる場所
それがお墓だと
私は思っています。

だって
お墓参りすると
とっても清々しい
いい気持ちになれるんです。

私は
悩んだり困った時にもお墓参りをします。
いい事があった時もお墓参りをします。
家に大切なことがあった時も
お墓参りをしてご先祖様にご報告します。
お願いをしたこともあります。
どんな気持ちであれ
そうやって
お墓参りをすると
本当に心が清められ
リフレッシュされた心になります。
私にとってお墓は
全てを受け止めてくれる場所なのです。

しばらくお墓参りしないと
「お墓参りしたいな~」
という気持ちが強くなります。
ややもすると
罪悪感さえ感じる時もあります。
それくらいお墓参りは
自分の中では重要なことなのです。

お墓に詳しいある先生の言葉では
「清らかな気持ちを持って
お墓参りをしなさい。」
と言っています。

でも
私は未熟者なので
お墓参りをした後に
清らかな気持ちになっています。
お墓参りをしたご利益(?)
なのでしょうか。

散骨をして本当に幸せになれるのか?

少々、散骨というテーマから
話がずれたかもしれませんが
私の周りでは
散骨をして良かったという人を
まだ見たことがありません。

それぞれの人の考え方なのでしょうが
散骨にするのか
お墓を造るのか
自分や家族だけではなく、
周囲の人や
将来のこともよく考えて
行動された方がよいと思います。

お墓を建てることのデメリットばかり考え
散骨を安易に考えてはいけません!!!

お墓を建てると高額な費用がかかるから散骨にしたい。
とか
お墓の面倒をみるのが大変だから散骨にしようと思っている。
とか
無宗教だから散骨でいい。
とか
故人の希望だから散骨にしたい。
とか
・・・・・

海に散骨したら環境汚染になるかもしれない。
散骨した海の魚を私たちは食べたいと思うでしょうか?
もし綺麗な海岸に焼骨が流れ着いたとしたら・・・
自分だけの事ではなく、
他の人の事も考えるべきではないでしょうか。

お墓を建てて将来住む家ができて安心した!

と言うお客様の言葉をつい最近耳にしました。

お墓を建てて安心した!

まさにこれがお墓を建てる意味なのかもしれません。
心のよりどころ
気持が落ち着く場所。
人はそういうところを求めているのかもしれません。

私はそのお客様と
何回もお墓の事でお話しさせていただきました。
その話の中で、主に話をしていたのは
実はお墓の話ではなく
お子様の事や入院されている奥さまの事でした。
病気で入院している奥さまの事を気遣い
お墓の話はしていないと言っていらっしゃいました。
でも、今自分ができるうちに
お墓を建てて奥さまやお子様に
心配や迷惑をかけないように準備しておくのだと
お話しされていました。

自分が死んだ後の事も
これで心配せずにすむ。
自分が死んだ後の住む家ができて
本当に良かった。
と言われた
安心ご主人の顔は
とても晴れ晴れと満足した顔をされていました。

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