先日の続きをご紹介します。
横綱土俵入りの「露払い」「太刀持ち」もともに「邪気払い」の意味があります。
それに、土俵やぐらの四隅の房の色は、「黒」玄武=北、「青」青龍=東、「赤」朱雀=南、「白」白虎=西で、四神を表しています。
キトラ古墳の壁画から発見された四方守護の神獣と同じ意味を持っています。
だから、「相撲」は国技であり、天皇が観覧されるのです。
現在でも墓前で「地鎮祭」を行うところがありますが、これも古代「墓前鎮魂儀式」の名残です。
「地鎮祭」で「清めの塩」を用いるのも相撲と共通しています。
こうしてみると、相撲には非常に深い意味があるののを、おわかりいただけると思います。
ですので、相撲とは本当に神聖なものであるのです。