相撲とお墓?
皆さんは相撲とお墓に一体どんな関係があるか御存じですか?
全く関係がないように思えるこの2つは実は非常に意味深いものがあるのです。
葬式の時に相撲をする風習が、内陸アジアの遊牧民に非常に多いのをご存じでしょうか?
日本の古墳にも壁画や埴輪などに「角力」「相撲」の図や像が出土しています。
日本古来相撲は、陵(みささぎ「天皇」の意味)の前で行われる鎮魂儀礼だったのです。
例えば、相撲の「四股」は、陰陽道の「返閇」(へんばい)という大地を力強く踏みつける「邪気払い」の意味があり、悪いものを踏み鎮めると同時に、そこから先家には入れないということなのです。
これは、能や歌舞伎の世界でも見られます。
弁慶の六法はまさしくこれですね。起源はここにあるのです。
そしてこの相撲をしていたのは、「石工」だったのです。