熊本地震で考えるお墓の地震対策 part2

本多石材店の本多修です。
本日のテーマは前回の続きで 熊本地震で考えるお墓の地震対策part2です。
part1はこちらです。

地震対策した墓石の被害は最小!?

弊社が施工した他の現場では
地割れがして、地盤が下がっているところでは
ピサの斜塔のように
墓石が斜めに建っているところもありました。
こんなに斜めになっても倒壊せずに建っているではありませんか!?

これにはさすがに私自身もびっくりしました。
これを見て
私たちがやってきた地震対策は
間違っていなかったと確信しました。

主に倒壊した墓石は
古い時代のものや地震対策をしていないものが多く
最近の地震対策を施した墓石は
完全に倒壊したものは少なかったように思います。

完全に建てた当時のまま残っているものもあれば
多少小物が落ちて欠けている程度のものや
墓誌などの固定されていないものは被害がありましたが
全然地震対策が機能していなかった
という墓石はなかったように思いました。

ただ、墓地自体が地盤沈下したり
地割れを起こしたり
壁が壊れたりしているようなところは別として
それ以外のところでは
きちんとした地震対策をした墓石は
被害が最小限で食い止められていたと思います。

墓石の地震対策を研究!!

この地震以降
私は色々な地震対策を研究しました。
会社の敷地内に墓石を建てて
色々なメーカーのボンドや接着剤を試して
墓石につけてみて、傾けてみたり吊ってみたり
揺らしてみたりして実験をしました。
その結果メーカーとは違う結果の出るものもありました。
金具もどの補強金具がよいのか
どの工法でどのように建てていけば一番最善な方法なのかと
あらゆる実験をしました。
さらには
地震発生装置(墓石を横揺れさせる装置)まで購入し
震度7まで再現できるもので実験しました。
(写真挿入)

本多石材店の墓石は今できる最善の地震対策!

そういう研究をして
今できる最善の方法を見出し
弊社の墓石に採用しています。
しかし
それで墓石は完全に倒れないかと言うと
そういうものではありません。
どんなものでも完全はありません。

ですから日々
次々と出てくる地震対策グッズを研究し
さらなる地震対策をしていくつもりです。

大切なお墓を守るために
いかに地震対策が墓石には重要なのか
ご理解いただけたら幸いです。

そして
地震に強い墓石を建てることが重要なポイントのひとつなのです。

地盤が軟弱でるところには杭を打つと良い!

(野坂家のくい打ち写真入れる)

さらに強力なお墓の地震対策は

特許取得済み「泰震」施工は京都大学で実験検証された優れ物
この方法はオプション工事になります。
通常料金には含まれておりません。

(泰震のDVDへ誘導)

地震に強いお墓づくりは
本多石材店にお任せください!