墓石をCADで設計する part1

本多石材店の本多修です。
本日は墓石をパソコンで図面設計するソフト“CAD”について御話しいたします。

墓石を建てるのに墓石CADは絶対必要!!

墓石を建てるのに、
お客様にわかりやすいように図面を作成する墓石店があります。
以前は平面図や正面図など手書きで書ける範疇のものが多かったのですが
数年前から、家を建てる建築などと同じように
墓石でもパソコンでCADソフトを使った
本格的な図面作製をする墓石店も多くなってきました。

しかし、まだまだ小さな墓石店では
自社でCADを持つことには多額の費用がかかるため
導入することができず
問屋や商社に図面作製を依頼しているところも多く
自社でCADを使って墓石設計するところは少ないです。

手書きで作成していたのでは時間もかかりますし
正確さは劣ります。
また立体的(外観図)に見ることもできません。

ですから当然そういう墓石店は
提案書や図面作成に日数がかかり
今すぐ図面が見たいという
お客様の要望にこたえきれていないのが現実です。

どのようにしてCADで墓石を設計していくのか?

墓地を測量してから、
墓石専用のCADで図面を作成していきます。
墓地全体を描き、そこに外柵を描き
墓石や灯篭や墓誌などを配置していきます。

お客様がお墓を建てる前に、
どんな感じになるのかをイメージしやすくするために
当店ではCAD図面を作成してご覧いただいています。
立体的に見えるように右斜め上から見た図面(外観図)もあるので
大変わかりやすくなっています。

そのほかに平面図(上から見た図面)、

正面図(お墓を正面から見た図面)、

右側面図(お墓を右から見た図面)

が基本的な図面になります。
場合によっては背面図(お墓の後ろ側から見た図面)、
左側面図(お墓を左側から見た図面)、
珍しいのでは、底面図(お墓を地下から見た図面)
なども作成することもできます。

カラー図面で「お墓が完成したみたい!」

設計図に
石の色を付けたカラー図面も好評で、
よりリアルに墓石の完成イメージを
つかんでいただける図面になっています。

 

色々な方から見ることもできるので
完成したイメージをつかみやすくなっています。
お客様にお見せすると
もうお墓ができたみたいだね
と言われるほどの完成度が高くなっています。

石の色を変更することもできるので
使う石によって完成したイメージをつかみやすくなっています。
お墓を建てる前にここまでやっていれば
もう失敗することはありませんね。

本日はここまでとさせていただき、次回は本多石材店での
CAD活用について御話しさせていただきます。
part2に続く